健康コラム

掲載日:2015年10月1日

がん検診は早期発見のチャンス!健診を受けましょう


汐田総合病院 健診室長 岩崎 弘医師

 健診とは健康診断、健康診査、検診ともいわれますが、内科診察・血液・検尿・胸部レントゲン・心電図が一般的で、当院では基本健診といい特定健診(メタボ健診)もこれに含まれます。

 特定健診とは身体検査、内臓脂肪蓄積(腹囲)を基盤に、動脈硬化リスク(高血圧・高血糖・脂質異常)を複数あわせもった状態をいい、一定の基準から心筋梗塞・脳卒中の予防・早期発見・治療へとつなげます。

 当院の基本健診にはその他、血球数(貧血・多血症等に繋がる)肝機能・腎機能が加わっています。この他に市の助成を使ったがん検診を施行しています。胃癌(バリウム・内視鏡)・大腸がん・肺癌・乳癌・子宮がん・前立腺癌です。70歳以上は無料、他は検査により負担額が違います。また、1人1回のみ肝炎ウィルス検査は無料で受けられます。

 オプションとして、骨密度・脈波図(血管の硬さやつまり具合)・精密眼底検査・胃癌リスク検査(ピロリ菌の有無、胃粘膜萎縮の程度)・肺癌CT検診・そして少しお高くなりますが、当院ならではの脳ドック(MRI・MRA)があります。友の会会員にはそれぞれ割引があります。希望があれば、エコー(腹部・頸動脈)もあります。

 結果判定は少し厳しくしています。しかし、予防も含めての判定ですので、真剣に受け取って、生活習慣改善のチャンスとして受け取って頂きたく存じます。また、受診精査となった項目は病気として受け取り治療をしてほしいと思います。

がん検診に関しては、早期発見のチャンスと思って、必要な方は次の精査は必ず受けるようにしてください。症状がある方は検診ではなく、受診をしてください。

ある読書好きの司会・俳優をしていた方が先日、胃癌で亡くなられましたが、胃カメラを嫌がらずに受けていたらなあとつくずく言っていたのが思い出されます。健診は年に一回は受けましょう。そして、健康で元気な一生を過ごしていきたいものです。(絶対に健診の受けっぱなしはやめてください)

 なお一般会社員は年一回の健診を事業主(会社)が受けてもらう義務があります(労働時間として)。お問い合わせは病院まで(電話・FAX・メールで)