倫理についての取り組み
汐田総合病院「宗教的理由による輸血拒否に関する方針」
・当院では「相対的無輸血」にて対応することを原則とします。
可能な限り無輸血での治療を行いますが「輸血以外に救命の手段がない」事態に至った場合は輸血を行います
・患者やその家族/親族が提示する面積証明書など(絶対的無輸血に関する書類)には署名は行いません。
宗教的理由で輸血拒否を望む患者に対して、そのことが理由で診療の拒否はしません
・同意が得られない場合は他院での治療をお勧めします。
絶対的無輸血:患者の意思を尊重し、たとえいかなる事態になっても輸血をしないという立場・考え方
相対的無輸血:患者の意思を尊重して可能な限り無輸血治療に努力するが、「輸血以外に救命の手段がない」自体に至った時には輸血をするという立場・考え方
汐田総合病院 倫理委員会
2023年2月1日