健康コラム

掲載日:2019年5月1日

第6回健康サポート教室「お口の健康を保ちましょう」


3月18日(月)ココファン横浜鶴見にて、6回目となった「うしおだグループと市民の健康サポート教室」が開催されました。テーマは「オーラルフレイルを予防して健康寿命を延ばそう!」。講師は汐田総合病院歯科・口腔外科の時崎洋医師です。

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 オーラルフレイルとは、口に関する「ささいな衰え」を放置することにより、口の機能低下、食べる機能の障害、さらには心身の機能低下にまでつながるという考え方です。具体的には、日常生活における活舌の低下、噛めない食品の増加、むせ等が初期の症状です。そのまま放置してしまうと食欲低下に至り、さらに噛む力の低下、舌の運動機能の低下が生じ、低栄養や筋肉減少症のリスクが高まり、最終的に食べる機能の障害を引き起こしてしまいます。

 オーラルフレイルは自然な老化ではなく、社会的問題、精神心理的問題と複合して生じる「不自然な衰え」なのです。

 滑舌の低下には「パ」「タ」「カ」の発音が大切。嚥下機能の低下には、お口を最大限に開き10秒間保持したあと10秒休憩を繰り返す開口訓練や、ガムを噛むことにより咀嚼に必要な筋肉の運動を鍛える咀嚼訓練などで予防することができるのです。

 また、一生自分の歯でいるために虫歯や歯周病から歯を守りましょう。自宅で行える歯磨きはもちろん、歯科医院での定期検診も大変重要です。歯科医院は痛くなってからではなく痛くなる前に受診しましょう。

 汐田総合病院の歯科・口腔外科では地域の方たちに健康な口腔内を保っていただけるよう貢献していきたいと思います。長い人生を元気に過ごすため健康寿命をのばす努力をしましょう。