健康コラム

掲載日:2013年7月29日

高脂血症について(3)


脂質異常症(高脂血症)がもたらす病気とは?

高LDLコレステロール(LDL-C)血症では、LDLは過剰なコレステロールを動脈の内壁に蓄積させて血管内壁に『プラーク』というLDLコレステロールの塊(かたまり)を形成します。これは後述するように血液の流れを低下させて最悪の場合は閉塞させる原因となります。また、余分なコレステロールを回収して肝臓にリサイクルする役割のHDLが低い状態でもプラークが発達していきます。

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動脈硬化を進行させる危険因子

つまり、高LDL-C血症、低LDL-C血症は動脈硬化を進行させる危険因子です。動脈硬化が心臓の血管(冠動脈)で起きれば狭心症や心筋梗塞、脳の血管で起きれば一過性脳虚血発作や脳梗塞の原因となります。動脈硬化は全身の臓器に及びます。(下図)いかに影響が大きいかわかると思います。

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「暮らしとからだ」第594号(2013年8月1日)より