安心・安全な入院生活を送っていただくために
お約束
私たちは、患者様の参加による共に協力した関係で安全性の向上に努めています。患者さまと職員の対話によって、医療内容に対する患者さまの理解が進むとともに、相互の理解がより深まります。
そのための具体的なとりくみとして、
●医療内容について十分に説明し、ご自身のお考えを伺います。
●日々の診療の場で、その内容や予定について説明致します。
●一方的な説明ではなく、患者様との対話を大切にします。
●患者様が質問や考えを伝えやすい雰囲気づくりに心がけます。
- お名前の確認について
- 当院では、入院患者さま全員に入院から退院までリストバンドの着用をお願いしています。
- リストバンドは患者様のお名前、ID番号を表示したバンドを手首につけていただくことによって、患者様の入院中の検査や治療が安全に行われることを目的にしております。
- 検査や治療の実施時には、確認のためにフルネームでお名前を名乗っていただいております。ご協力をお願いいたします。
- 転落・転倒事故防止について
- 入院中の環境はご自宅とは異なります。ご高齢者の入院においては、生活環境の変化のため、思いもかけない転落転倒事故が起こることがあります。また、入院を機会に筋力・体力が衰え、ベットより落ちたり、転んでしまったり、思わぬ事故がおきることがあります。当院でも患者様の危険度を測りながら十分注意しておりますが、全く転落・転倒をなくすのは困難な状態にあります。そのため、危険度の高い場合には、看護室(ナースステーション)隣の観察室での管理や床敷きのベット使用、患者さまの治療・安全の優先のために手足を抑制させていただく場合もあります。ご本人およびご家族に充分な説明と了解の上で行いますので、ご理解・ご協力をお願い致します。
- 患者さまはご家族のご面会を楽しみにしています。時間の許す限り、ご面会をお願いいたします。
- 迷惑行為の禁止
- 危険物の持ち込みは固くお断りします。
- 飲酒は治療上禁止をしております。入院中に飲酒をなさった場合は、入院継続が困難になります。
- 他人に迷惑をかけたり、病院のルールを守らなかったり、医療や看護に対しての協力がいただけない場合は退院していただくことがあります。
- 院内での身体的暴力や暴言を行った場合は退院していただきます。
- 病院敷地・施設内の全面禁煙について
- 当院では院内・敷地内全面禁煙です。
- 吸わないこと、吸わされないことは、私たちが出来る最も簡単で効果のある病気予防策のひとつです。健康増進法により、公共の場所・他の人が集まる場所は禁煙となりました。病気治療・予防のためにも、禁煙をお願いいたします。
- 外来診療では禁煙支援外来を行っています。自分ひとりでの禁煙が困難な方は、主治医にご相談ください。
- 電気製品について
- 床頭台のテレビは、テレビカードでご利用いただけます。
- テレビカードの販売機は各階のデイルームにあります。
- パソコン・携帯用ゲーム機、CD・MDプレーヤー等のご使用は医療機器に影響を与え、診療上、重大な障害となることが予想されます。また、他の患者様のご迷惑となりますので禁止させていただいております。
- 職員へのお心遣いへの辞退に関して
- 病院の治療に対して、感謝のお気持ちでお菓子や金銭を下さる方がおられます。私たちは専門職として当然のことを行っておりますので、そのようなご心配はなさらないようお願いいたします。