汐田総合病院だより第6号(2014年11月)

汐田総合病院の夢を描き看護責任者として四半世紀。看護部紹介。施設紹介「うしおだ老健やすらぎ」。


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 汐田総合病院看護部は、上記の理念をもとに、日々の看護実践を行っています。病気をつくりだし、悪化させている要因が、どこにあるのかを考え、患者の生活や労働に視点をあて、継続した看護ができるよう薄井坦子氏の科学的看護論を用いて、看護展開を行っています。看護師が、患者の生活に一番近いところに存在し、一番患者を擁護できるという自覚をもって、日々の看護にあたっています。 私たちは、近隣の医療、介護施設の方々をお招きし、年2回看護実践発表会を行って交流をはかっています。今後は地域に根ざした中核病院としての役割を最大限に発揮するために、今まで以上に医療施設や介護施設との連携を図り地域医療の強化に努めてまいります。看護部長 奥山洋子 「私たちは、生命(いのち)を大切にし、常に患者様から学び、専門性を高め、継続性のある看護を目指します」 2階病棟は50床の療養期にある患者を受け入れている病棟です。ほとんどが75才以上の高齢者で、日常生活に何らかの介助が必要な患者さんがほとんどですが、自宅に戻ることを目標にしています。病室は個室、2床、4床室と患者さんの状況に応じた病床を提供しています。一般病棟よりも広い環境にあり、ゆったりと過ごすことが出来ます。患者さんの清潔保持のため状況に応じて2回/週の入浴を行なっています。臥床のままで入浴する事が可能で、患者さんに好評です。 4階病棟は46床の一般病棟です。脳神経外科、神経内科、整形外科の周術期、急性期治療が必要な患者さんが入院しています。脳卒中や骨折後の早期リハビリテーションを行い、日常生活動作自立への援助を行っています。障害を持った患者さんたちに、少しでも楽しんでもらえるように短時間ですが、歌や手遊びなどのレクリエーションにも取り組んでいます。▲師長室は、(統括)看護部長をはじめとし、病床管理・危機管理・感染対策・学生対策を担当するメンバーで構成しております。 今年の4月に入職した和田瑞穂です。重症度の高い方を受け持つようになってきました。少しの変化でも見落としてしまえばそれが命に関わってしまいかねないような患者さまもおられ、日々観察・アセスメント・疾患について勉強の重要性を感じています。夜勤にも入り、少ない人数で多くの患者さまを見ていく中で優先順位を考えながら様々な業務をしています。これからも患者さまの個別性に合わせた看護ができるように頑張っていきます。2階病棟4階病棟患者様の生活の一番近いところに寄りそって看護部看護師和田瑞穂新人新人看護師のご紹介※今年は13名の看護師が入職しました。


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