健康コラム

掲載日:2012年12月3日

インフルエンザと風邪について


みどり野診療所所長 豊田 浩二

「症状」について

8-01インフルエンザと通常の風邪の症状は、比較的似ていて風邪と思ってしまう人も少なくありません。のど・鼻などの症状が出る前に、急な発熱(38度以上の高熱)や倦怠感、筋肉痛、関節痛など、全身症状が出た場合は、感染したと言えるでしょう。これらの激しい症状は通常5日間ほど続く場合もあります。

インフルエンザは通常のかぜよりも症状が重く、気管支炎や肺炎を併発しやすく、重症化すると脳炎や心不全を起こすこともあります。特に高齢者がかかると肺炎を併発したり、持病を悪化させ重篤になり、最悪の場合は死に至ることもあるので、風邪だから…と甘く見てはいけません。とっても怖い病気なのです。

もし、インフルエンザに感染してしまった場合は、風邪と間違って症状が重くならないうちに、早期にみどり野診療所に受診して下さい。インフルエンザは潜伏期間が短く感染力が強いことも特徴で、毎年、流行期の12月下旬から3月上旬にかけて、かかる方が多いのです。

「発症」について

インフルエンザワクチンを接種していると、ウイルスの抗体ができていて、インフルエンザの症状を抑えることができます。インフルエンザにかかってしまったら、安静にして、ぐっすり眠り、水分や栄養補給を十分にしてください。

「予防法」について

予防方法ですが、外から帰ったら、うがい・手洗いをし、他の人にうつさないようマスクをしてください。インフルエンザは飛沫感染なので、ゴホンゴホンとせきをしている人のそばは避けたほうがよさそうです。インフルエンザは感染力が強いので、症状が出てしまったら、家族にうつさないようにしましょう。

インフルエンザは急激に発熱するため、症状が出てからでは遅いので、予防注射をするのも効果的です。