健康コラム

掲載日:2010年4月7日

「過食・アルコール・運動不足」に注意


みどり野診療所所長 豊田 浩二医師

糖尿病と上手につきあうコツ、みなさんも身につけてみませんか?

糖尿病は一生つきあっていかなければいけない病気です。けれども、自己管理さえしっかりすれば、決してこわい病気ではありません。糖尿病と上手につきあうコツ、みなさんも身につけてみませんか? 適切な治療と自己管理をすれば、糖尿病の人も健康な人と同じ生活を送れます。まずは、正しい知識を身につけましょう。

正しい知識を

糖尿病は、血糖値が高くなる病気です。血糖とは、血液中のブドウ糖のことで、その濃さを血糖値といいます。膵臓でつくられるインスリンというホルモンをご存知ですか?インスリンは、からだの中で、血糖やグリコーゲン、脂肪をエネルギーとして利用するために働いています。インスリンが、不足したり、体の組織とうまく反応しなかったりすると血糖は使われません。そのため、血糖が血液中に増加し、血糖値が高くなります。やがて、尿に混じって出てくるようになるのです。

血糖値を高いままにしておくと、視力障害、神経障害、腎不全などの合併症が起こってきます。血糖値が高いといわれたら、放っておかず、治療を始めることが必要です。糖尿病を放っておくと、さまざまな合併症を引き起こします。命にかかわる「昏睡」など、緊急事態に陥る場合も…。自己管理を怠らず、定期に検査をしましょう。

糖尿病と上手につきあうには

slot machines online inline; border-top: 0px; border-right: 0px” title=”clip_image001″ border=”0″ alt=”clip_image001″ align=”left” src=”http://www.ushioda.or.jp/wp-content/uploads/2010/04/clip-image001-thumb.gif” width=”212″ height=”135″ />正しい知識をもち「過食・アルコール・運動不足」に注意することが大切です。糖尿病だからといって、食べられないものはありません。「過食」を控えるのが食事療法のポイント!糖尿病の人は、低下しているインスリンの働きに見合った量の食事をし、血糖値が高くならないようにすることが必要です。

「糖尿病食事療法のための食品交換表」を手元に置くと便利です。アルコールは食欲を増進させ、自制心を失わせます。もっとも危険な食べ過ぎや過エネルギーを招きやすいので、ご注意ください。ぜひ、禁酒をおすすめします。

一口20回噛んで、少なくとも20分かけて食事をしてください。少ない食事でも満腹感が得られます。カロリーのない海藻・きのこ・こんにゃくを利用するのも効果的。1週間程度で慣れてきます。普段の食事でもそうですが、特に外食の時は

(1)主食・主菜・副菜という3つのお皿がそろう料理を選びます。

(2)中華・洋食はカロリーが高いので注意!

(3)外食の単位を覚えて、家の食事で調節します。

(4)量が多いときは、残す勇気を!

また、 適度な運動は血糖値を下げます。インスリンの働きがよくなり、血液中のブドウ糖が筋肉に取り込まれるためです。軽いジョギングやウォーキングを習慣つけましょう。

「暮らしとからだ」第554号(2010年4月付)