健康コラム

掲載日:2019年3月7日

総合ケアセンター室の役割「切れ目のない援助とサービスを提供」いまどきの医療と技術(7)


総合ケアセンター室 宍戸達也

鶴見区ってどんな地域?

 汐田総合病院がある鶴見区は人口29万人。横浜市内4位の大きいまちです。高齢化率は21%ですが、子どもが多く平均年齢は43.6歳と若い世帯が増えています。2030年には人口市内1位になることが予測されている活気のある区といえます。

 しかし、児童虐待相談件数、障害者手帳の取得者が市内上位にあり、支援を必要とする方が多く暮らす区でもあります。

 こうした地域で、病気や障害を抱えながら普段は自宅で暮らし、具合が悪くなったら入院。そして退院後は様々な事業所の医療介護福祉サービスを利用しながら生活していく。「ときどき入院、ほぼ在宅」の方たちが増加してきました。

多職種の連携で支援を行っています

 汐田総合病院では、こうした「地域包括ケア時代」に対応し、2008年よりそれまで別々の職場だった医療相談室、地域連携室、居宅支援事業(ケアマネージャー)を一体化し、地域における連携と個別の援助ができるように総合ケアセンター室がスタートしました。そして、昨年より新たに「入退院支援看護師」が加わり、退院後もさらに安心して在宅での治療が進められるように、それぞれの生活に即した切れ目のない援助とサービス提供を強めています。

661-1

 汐田総合病院と在宅クリニック、訪問看護ステーションの看護師同士が連携し、情報共有に努め、今後も患者様、ご家族が安心して在宅生活が送れるよう総合ケアセンター室が懸け橋となるよう支援をしていきます。

 これまでも多くの医療機関、介護事業所との連携を行ってきましたが、今年3月より鶴見区の医療介護情報共有ネットワーク「サルビアねっと」が始まりました。これは、複数の病院を受診している際に、持病や薬の情報が各病院で共有され検査や薬の重複を防ぐことができ、救急搬送時にも同じく共有されるシステムです。

 申込制となりますので、汐田総合病院総合案内横にあるサルビアねっと受付窓口でお申し込みください。