健康コラム

掲載日:2017年6月2日

糖尿病サポートチーム


汐田総合病院副院長 児矢野元大薬剤師

来る7月13日(木)に汐田総合病院では、「第3回糖尿病教室」を開催します。この教室は、汐田総合病院の「糖尿病サポートチーム」が主催して、糖尿病というものをもっとよく知ってほしいという目的で、患者様やその家族の方々向けに2か月に1回くらいで開いている勉強会です。

 3回目は、セントラルキッチンで料理した実際の糖尿病食を食べながら、管理栄養士さんとリハビリ療法士さんから食事と運動のお話があります。どなたでも参加できますので、奮って申し込んでください。

糖尿病サポートチームとは

 さて、この糖尿病サポートチームは、今年の1月に正式に結成されました。しかし、糖尿病チームというのは、実は50年前の汐田病院が下野谷町にあった頃からありました。1967年には糖尿病教室を開催。しかし、度重なる医療情勢の変化の波に、いつの日かチームは解散してしまいました。そういう意味では、チームの再結成ということになります。

日本の糖尿病患者数

 厚生労働省の「患者調査(2014年)」によると、糖尿病の患者数は316万人以上となり、2011年の調査から46万人以上も増えて、過去最高となりました。30年前には100人にひとりだったのが今や5人にひとりに糖尿病疑いがあると言われています。そんな中で、糖尿病が原因での死亡率を都道府県で比較すると、最も低いベスト1位は神奈川県でした(ワースト1位は徳島県)。これは神奈川県の多くの医療機関が、糖尿病チームなどを作って、食事や運動の指導に力を入れてきた結果だと言われています。成績の良い神奈川県の中の医療機関として、当院も負けてはいられません。

チームの主役は?

 当院のチームは、医師をリーダーとして、看護師、管理栄養士、リハビリ療法士、臨床検査技師、薬剤師、放射線技師、事務職員、つまりすべての職種から糖尿病に関心を持つスタッフとあともうひとりで構成されています。現在スタッフは、しっかり糖尿病の治療や予防について指導できるように、一生懸命勉強しているところです。
 さて、チームのもうひとりのメンバーとは誰でしょう。それは患者様や家族の方のことです。糖尿病サポートチームの主役は、患者様自身だからです。