健康コラム

掲載日:2016年12月22日

予防接種のスケジュール


汐田総合病院 小児科 冨澤明子医師

現在はワクチンで防げる病気は、接種出来る時期になったら出来るだけベストなタイミングで受けて防いでいこうという考え方(VPD)が主流です。このため、様々なワクチンが開発され、定期予防接種も増加しました。種類が多いのでお勧めは複数同時接種です。接種時に起こりうる副反応は単独接種と比較して、同時接種により高まることはないと小児科学会からも提言されています。

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生後2か月からヒブ、小児用肺炎球菌の定期接種が始まります(4週間間隔で3回接種)。B型肝炎は生後2、3か月時に1回ずつと、最後の3回目は生後8~9か月時に接種します。任意接種では生後2か月からロタウイルスがあります。生後3か月から定期接種の四種混合が加わります(4週間間隔で3回接種)。生後5~8か月時にBCGワクチンを1回接種します。生後6か月から任意接種のインフルエンザが可能で、13歳未満までは2~4週間あけて2回接種します。その他は上記の表をご参照下さい。

予防接種時の注意点

 発熱などの体調不良があれば接種は延期となります。また食物アレルギーなどある場合は事前にご相談下さい。例えば卵アレルギー重度の場合は、MRやインフルエンザ接種時にアレルギー専門医にご紹介することもあります。また全身麻酔を伴う手術を控えていたり、川崎病などで免疫グロブリン注射を受けた場合などは、一定期間ワクチン接種出来ない期間があるので、詳細は主治医の先生とよく相談して下さい。定期接種の日本脳炎については、積極的に勧奨しなかった期間があったため、救済措置として20歳まで接種可能です。対象となる方は、一度母子手帳を持参して外来でご相談下さい。

 当院小児科では、ロタワクチンと不活化ポリオワクチン以外は、診療時間内であれば原則予約なしで接種を致しております。