総合外来・禁煙外来

総合外来のご紹介

汐田総合病院は、地域の患者さんが気軽にかかれる「かかりつけ医療機関」を目指しています。当院の総合外来は、病院の中の診療所的機能を担う外来です。

  • 総合外来で診療される患者様、ご依頼・ご要望など
  • 風邪や腹痛などの日常疾患を患った方
  • 特定の専門治療を希望する方
  • 何科にかかってよいか分からない初診患者様
  • 他の医療機関からの紹介
  • 健康診断の異常に対する相談
  • 介護保険利用者の身体的不調
  • 禁煙治療
  • 各種診断書作成依頼 など

総合外来では、以上のような患者様の多様なニーズを適切に把握し、救急・急性期の対応、専門科治療へのふりわけ機能、慢性疾患の治療機能、保健・予防・健康増進の機能、介護保険との連携機能など、多彩な役割が発揮されています。

総合外来は、当院の持つその他の専門外来、リハビリ外来、救急外来とともに4つの大きな外来機能の中核をなす外来であり、まさに病院の中の「診療所」なのです。

禁煙外来のご案内

どのような高価薬より禁煙が有効な場合があります!
あなたの喫煙習慣を見直してみませんか。

様々な病気で御通院のみなさんの中で、
風邪で咳が止まらない方、喘息のある方、痰が多い方、
喉が痛い方、息切れがひどい方、狭心症の方、胃潰瘍の方、
不眠でお悩みの方、脳卒中の既往歴のある方、・・・・

タバコを吸っていませんか?
タバコをやめることがあなたの病気を治すのに有効です。
禁煙はいま「じっと我慢」から「無理なく普通」に可能です。

内服薬を用いた禁煙治療のご紹介(2023年現在は新規の受け入れを中止しています。)

チャンピックス(一般名バレニクリン)はファイザー社により開発された、脳神経細胞にあるニコチン受容体に対する部分作動薬です。ニコチン依存症は、この受容体にタバコに含まれるニコチンが慢性的に作用して生じますが、チャンピクスは、脳内に分布するこの受容体にニコチンより先回りして作用することにより、禁煙に伴う離脱症状やタバコに対する切望感を軽減します。同時に、喫煙による満足感を得にくくします。

つまり、タバコをすってもおいしくなく、
有害な作用が自覚されて「タバコがまずく」感じられるのです。

以前から、ニコチンパッチを用いて行われてきたニコチン代替療法は、喫煙に代わってニコチンを補充することにより、禁煙に伴う離脱症状を緩和してニコチン依存症から離脱する方法です。しかし、ニコチンは血管を収縮させることから血流を阻害し心筋梗塞、狭心症、虚血性心疾患などの病因を作ってしまいます。もともとが毒性の強い物質ですので、ニコチン代替療法じたい問題点が多いのです。

その点、チャンピックスはニコチンを含まない経口薬であり、
新しいアプローチからの画期的な禁煙補助薬といえます。

チャンピックスの使用により半数以上の喫煙者が禁煙治療成功

禁煙外来はチャンピックスのみの処方となります。
ニコチネルTTSは扱っておりません。

  • 禁煙開始より12週までは保険診療にてチャンピックスを処方いたします。
  • 禁煙指導が守れなかった場合は途中から自由診療となる場合があります。
  • 12週を過ぎての延長投与は自由診療となります。
  • チャンピクスによる保険診療での禁煙治療は1年に1度だけ認められています。
  • 禁煙外来は予約制です。電話ないしは診療窓口でご予約ください。

汐田総合病院は禁煙を応援しています。職員にご相談ください。